レンズのカビはなぜ生える?生えたときの対処と、車に積みっぱなしの機材を守る保管のコツ【熊本】
※ページ上部の写真を含め、この記事の写真はすべてイメージです。
梅雨明けに久しぶりにレンズを取り出して、光にかざしてみたら——中に白い糸のようなもやが見える。
阿蘇の朝霧や天草の星空を撮りに行くたび、カメラバッグを車に積みっぱなしにしている。車中泊で撮影に出かけることもある。「そういえば、あの車の中は湿気がこもっていたな」と思い当たる方もいるかもしれません。
このページでは、レンズにカビが生える条件と、生えてしまったときの対処、そして車で機材を運ぶ方が気をつけたい保管のコツを、熊本で車内のお手入れをしている専門店の立場からまとめました。
この記事のポイント
- レンズの中に生えたカビは、自分では取れません。メーカーの点検・清掃(修理)に出すのが基本です。
- カビは「温度」「湿度」「ほこりなどの栄養」「時間」がそろうと生えます。湿気がこもる場所に長く置かないことが基本です。
- 家では防湿庫や、乾燥剤と密閉できるケースで保管します。車の中は暑さと湿気がこもりやすく、置きっぱなしには向きません。
- 機材を車で運ぶ方は、車内の湿気やカビにも目を向けると、機材を置く環境を整えやすくなります。
レンズの中にカビが生えてしまったら

先にいちばん大事なことをお伝えします。レンズの中(レンズとレンズの間)に生えたカビは、分解しないと取れません。キヤノンは、レンズ内部に生えたカビは分解してのクリーニングや、場合によってはレンズの交換が必要になると案内しています。
出典:キヤノン「【カビ警報!】湿気からレンズを守る3つの鉄則とは?」(2019年)
- まずはお使いのレンズのメーカーの点検・修理の窓口に相談してください。
- 自分で分解するのはおすすめしません。元に戻せなくなることがあります。
- タムロンは、レンズの水ヤケ(曇り)が進むと完全に元のレンズに戻すことはできない、と案内しています。気づいたら早めに相談するのが安心です。
レンズにカビが生える条件
キヤノンは、カビが育つ条件として「温度が5℃〜35℃前後」「湿度(水分)」「栄養(ゴミ、ほこり)」「時間」を挙げています。
熊本は梅雨から夏にかけて湿度が高く、冬は寒い屋外から暖かい部屋や車内に機材を持ち込むと、温度差でレンズの中に結露ができることがあります(タムロンも、結露とその防ぎ方を案内しています)。結露した水分をそのままにしておくと、カビの原因になります。
家での保管のコツ

- 使ったあとは乾かしてからしまう
湿気の多い場所や雨の中で使ったあとは、カバンから出して乾かしてから保管します。 - 引き出しや押し入れにしまい込まない
湿った空気がたまりやすい場所は避けます。 - 防湿庫(ボディとレンズを別々にしてキャップを付ける)、または乾燥剤と密閉できるケースで保管する
乾燥剤は有効期限に注意してください。湿気を吸いきった乾燥剤は逆効果になります。 - ときどきズームやピントのリングを動かす
中の空気を入れ替えるためです。しばらく使わないときも、ときどき取り出してください。 - 寒い屋外から持ち込んだら、すぐに袋から出さない
カメラバッグやケースに入れたまま、周りの温度になじませてから取り出すと、結露を防ぎやすくなります。
出典:キヤノン「【カビ警報!】湿気からレンズを守る3つの鉄則とは?」、タムロン 公式サイトのサポート(レンズのお手入れ)
車で機材を運ぶ方へ:車の中は「保管場所」には向きません
撮影旅行や車中泊での撮影では、つい機材を車に積んだままにしがちです。ですが、メーカーはどちらも「高温多湿を避けて保管」と案内しています。車の中は、夏は高温になり、雨の日や車中泊のあとは湿気がこもりやすい場所です。
- 撮影が終わったら、家に持ち帰って乾かしてから保管する
- 夏の駐車中に、車内に機材を残さない(高温になります)
- 濡れた雨具・タオル・三脚を、機材と同じ場所に置いたままにしない
- 車中泊の朝は、ドアや窓を開けて車内の湿気を逃がしてから機材を出す
ご注意ください
- エンジンをかけたまま車内で眠ったり、長くアイドリングしたりすると、排気ガスが入り込んで一酸化炭素中毒になるおそれがあります。換気はエンジンを止めて行ってください。
- 夏は短い時間でも車内が高温になります。人やペットを車内に残さないでください。
機材を置く「車の中」も、きれいにしておく

機材を車で運ぶ方は、車の中の湿気やカビにも目を向けておくと安心です。シートや天井、足元にカビが出ている車は、湿気がこもりやすい状態になっていることがあります。
- 車内にカビが出ているときは、まずクリーニングで取り除きます。 → 車内のカビ取り(シート・天井・エアコン)
- きれいにしたあとの仕上げ:光触媒ナノゾーンコート
太陽光や LED の室内灯の光に反応して、内装の表面に付いた菌やカビが増えにくい状態にする効果が期待できます。施工は軽自動車で約15分、15,400円〜(税込)です。施工の日にカメラバッグや機材をお持ちいただければ、その外側にも施工できます(素材によっては施工をおすすめしない場合があるため、当日ご相談ください)。 → ナノゾーンコート
※湿度の高い環境でカビや藻の発生を抑えたメーカーの実証がありますが、特定の条件での結果で、実際の車内やカメラ機材での効果をお約束するものではありません。レンズの内部にはとどかないため、レンズの中のカビを防ぐものではありません。光が届きにくい場所では、はたらきが弱くなります。
よくある質問
Q. レンズの中のカビは、自分で取れますか?
A. レンズの内部のカビは、分解しないと取れません。メーカーの点検・修理の窓口にご相談ください。自分で分解すると、元に戻せなくなることがあります。
Q. 車にカメラを積みっぱなしにしても大丈夫?
A. 車の中は夏は高温になり、湿気もこもりやすいので、保管場所には向きません。撮影が終わったら持ち帰り、乾かしてから保管してください。
Q. ナノゾーンコートを車内に施工すれば、レンズにカビが生えなくなりますか?
A. いいえ。レンズの内部にはとどかないため、レンズのカビを防ぐものではありません。機材を置く車の中の表面で、菌やカビが増えにくい状態をめざす仕上げです。
Q. カメラバッグやカメラにも施工できますか?
A. 車内の施工の日に機材をお持ちいただければ、その外側に施工できます。素材によっては施工をおすすめしないこともあるので、当日ご相談ください。
目的別:次に読む記事
- 車内のカビが気になる → 車内のカビ取り(シート・天井・エアコン)
- エアコンがカビくさい → 車のエアコンが臭い原因と対処
- 車内の仕上げを知りたい → ナノゾーンコート
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エコスタイル熊本は、熊本市東区八反田の店舗で施工しています。車種と、気になること(車内のカビ・湿気、機材も一緒に施工したいなど)を LINE で送ってください。料金と所要時間をお返しします。
例:軽自動車の車内まるごと=トルネードバキューム洗浄 26,400円+ナノゾーンコート 15,400円〜(税込)
