車に犬を乗せるときの準備|安全な乗せ方と、毛・よだれ・においからシートを守るコツ【熊本】
※ページ上部の写真を含め、この記事の写真はすべてイメージです。
週末は愛犬と阿蘇のドッグランへ。帰り道、ふと後ろの席を見ると、シートは毛だらけ。窓にはよだれの跡、足元には泥のついた足あと——。
雨の日の散歩帰りに乗せたら、車の中がしばらく犬のにおい。友人を乗せたときに「犬、飼ってるよね」と言われて、どきっとした方もいるかもしれません。
このページでは、犬を車に乗せるときの安全な乗せ方と、毛・よだれ・においからシートを守る準備、帰ってからの手入れを、熊本で車内のお手入れをしている専門店の立場からまとめました。
この記事のポイント
- 犬は、クレート(キャリー)をシートベルトで固定するか、ペット用のシートベルトで後ろの席に乗せるのが基本です。
- 膝の上や助手席、窓から顔を出させる乗せ方は、運転のじゃまや事故のもとになります。
- 防水のシートカバーと、足をふくタオルがあると、毛・よだれ・足の汚れがシートにしみこみにくくなります。
- 短い時間でも、犬だけを車内に残さないでください。
まずは安全な乗せ方:車に犬を乗せるときの基本

本田技研工業(Honda)の犬とのドライブの案内では、次のような乗せ方をすすめています。
- クレートやキャリーに入れて、シートベルトで固定する
車の中で犬が動き回らず、もしものときに体を守りやすくなります。 - ペット用のシートベルトで、後ろの席に乗せる
体の大きな犬に向いています。 - ドアや窓のロックをかける
犬が窓のスイッチを踏んでしまうことがあります。
同じ案内では、次の乗せ方は危ないとしています。
- 車の中で自由に動ける状態(ハンドル操作やバックミラーの視界が妨げられ、道路交通法第55条第2項に抵触するとしています)
- 運転する人の膝の上(視野とハンドル操作の障害になる)
- 助手席(エアバッグが開いたときに危ない)
- 窓から顔を出させる(飛び出しや事故のもとになる)
出典:Honda「犬が車酔いをする3つの原因とは?症状と対策を知り楽しくドライブをしよう!」(2021年7月・監修 PECO)
ご注意ください
- 犬だけを車内に残さないでください。JAF の検証では、気温35℃の炎天下に窓を閉め切りエンジンを止めた車内の暑さ指数は、15分で人体にとって危険なレベルに達しました。
- 長い時間のドライブでは、こまめに休んで、水を飲ませたり外を歩かせたりしてください。
シートを汚さないための準備

- 防水のシートカバーを敷く
毛やよだれ、足の汚れ、もしもの粗相を受け止めます。座面だけでなく、背もたれや足元までおおえるものが安心です。 - 乗せる前にブラッシングをする
抜けかけた毛を先に落としておくと、車の中に散る毛が少なくなります。 - 足をふくタオルを積んでおく
雨の日や、土・砂のある場所のあとは、乗せる前に足をふきます。 - ペットシーツと袋を用意する
車酔いや粗相のときに、すぐに受け止めて持ち帰れます。
帰ってからの手入れ

- 窓やドアを開けて、空気を入れ替える
- 毛を取る
ゴム手袋をはめてシートをなでるように集めたり、粘着ローラーを使ったりしてから、掃除機をかけます。 - シートカバーやタオルを洗って乾かす
濡れたまま車内に置きっぱなしにしないでください。 - よだれや汚れは、早めに固くしぼった布でふく
時間がたつと、シートの奥にしみこんで取りにくくなります。
ご注意ください
- 家庭用の洗剤をシートに直接吹きかけないでください。シミや色落ちの原因になります。目立たない場所で試し、最後は水拭きで洗剤を残さず拭き取ってください。
- 塩素系と酸性の洗剤は混ぜないでください。洗剤を使うときは窓やドアを開けて換気してください。
においが残ってしまったら
毛やよだれ、足の汚れ、粗相がシートの奥までしみこむと、表面をふいても、においが残ることがあります。消臭スプレーで上からかぶせても、もとが残っていると、においは戻ってきます。
- 犬のにおい・おしっこのにおいが取れないとき → 車のペット臭が取れないときの対処法
- どこまで落ちるか・料金の目安を知りたいとき → 車内クリーニングはどこまで落ちる?
きれいにしたあとは、シートを守る仕上げを

臭いのもとを取るのはクリーニング、汚れやシミから素材を守るのは Starex、ナノゾーンは最後の仕上げで、付いた菌が増えにくい状態にして、臭いが戻りにくくする手助けをします。
- Starex(水性のシートコーティング)
シートの表面に汚れがしみこみにくくして、ふき取りやすくします。犬の毛やよだれ、足の汚れが気になる方に。 → Starex 水性シートコーティング - 光触媒ナノゾーンコート
太陽光や LED の室内灯の光に反応して、内装の表面に付いた菌が増えにくい状態にする効果が期待できます。施工は軽自動車で約15分、15,400円〜(税込)です。 → ナノゾーンコート
※抗菌の試験はメーカーが特定の条件で行ったもので、実際の車内での効果をお約束するものではありません。においのもとが残っていると、においは戻ります。先にクリーニングで取り除いてください。光が届きにくい場所では、はたらきが弱くなります。
よくある質問
Q. 小型犬なら、膝の上に乗せて運転してもいいですか?
A. やめてください。運転のじゃまになり、事故のもとになります。クレートに入れてシートベルトで固定するか、ペット用のシートベルトで後ろの席に乗せてください。
Q. シートカバーは、どんなものがいいですか?
A. 防水で、座面と背もたれ、足元までおおえるものが安心です。ずれにくいよう、ヘッドレストや座面にしっかり留められるものを選んでください。
Q. 犬の毛は、掃除機だけで取れますか?
A. 布のシートは繊維に毛がからみやすく、掃除機だけでは残ることがあります。ゴム手袋や粘着ローラーで集めてから掃除機をかけると取りやすくなります。
Q. ナノゾーンコートをすれば、犬のにおいは消えますか?
A. いいえ。においのもとを取るのはクリーニングです。ナノゾーンは、きれいにしたあとの表面で、菌が増えにくい状態にして、においが戻りにくくする手助けをする仕上げです。
目的別:次に読む記事
- 犬のにおいがもう付いている → 車のペット臭が取れないときの対処法
- 車のにおい全般が気になる → 車の臭いの原因は?においが戻る理由
- シートを汚れから守りたい → Starex 水性シートコーティング
- 車内の仕上げを知りたい → ナノゾーンコート
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例:軽自動車の車内まるごと=トルネードバキューム洗浄 26,400円+ナノゾーンコート 15,400円〜(税込)
