分光色差計とは?カーコーティング業界に革命を起こす測色技術
このページの目次
車の美観を保つために欠かせないカーコーティング。しかし、コーティングの仕上がりやその下地処理である研磨作業の品質を、どのように評価すればよいでしょうか?これまでは職人の「目視」に頼るケースがほとんどでした。しかし、それでは公平性や正確性に欠ける場合があります。
そこで登場するのが「分光色差計」。この測色計を用いることで、これまで曖昧だった「艶」を数値化し、明確に評価することが可能になりました。
ケヰテック株式会社 金子幸嗣(かねこ・こうじ)代表のご協力により、
JCA(社団法人 日本コーティング協会)にて行なっている2級試験で、目視による研磨の評価判定を、もっと公平かつ正確に行うための方法について、
「ツヤを測色」するという世界初の理論をもとに、
JCAオリジナル判定方式を確立することに、弊社もJCA会員として携わらせて頂き、
エコスタイル熊本のカーコーティング施工では、2016年より測色計を用いた車磨き研磨の検証方式を導入済みです。
分光色差計(測色計)が「曖昧な艶」を数値化して明確にする理由
従来のカーコーティング業界では、施工後の仕上がりの評価は職人の主観に頼ることが多く、「艶感」や「美しさ」は感覚的な表現に留まっていました。この結果、以下のような問題が発生していました:
- 評価基準が不明確:職人の経験や感覚に依存するため、仕上がりの良し悪しが曖昧。
- お客様の不安:料金に見合った施工がされているかどうかが分からない。
分光色差計を使用することで、以下のようなメリットがあります:
- 艶を数値化:L*(エルスター)の平均値やΔE*abという数値で、研磨の仕上がりを明確に評価。
- 公平性の向上:職人の主観に左右されず、科学的なデータに基づいた評価が可能。
これにより、お客様は「どの程度美しく仕上がったのか」を具体的な数値で確認できるようになります。
ツヤを数値化する具体的な測定プロセスとイメージ
当店では、以下のプロセスで研磨後の塗面を測定しています:
-
塗装面の準備:
- 洗車キズや微細な傷を再現するため、1200番のペーパーを使用。
- シングルポリッシャーで丁寧に研磨。
-
分光色差計で測定:
- 研磨後の塗面を5〜20箇所測定。
- 測定データをパソコンで解析し、L*(エルスター)の平均値とΔE*abを算出。
-
結果の評価:
- 数値が下がるほど、艶やかで美しい仕上がりを示す。
- これにより、研磨の適切性を科学的に証明。
測定イメージ:例えば、研磨が不十分な場合、L値やΔEabの数値は低く、目視でも傷が確認できます。一方で、適切に研磨された場合、数値は減少し、目視でも艶やかさが際立ちます。
分光色差計がもたらすお客様への具体的なメリット
分光色差計を導入することで、お客様に以下のような大きなメリットを提供できます:
- 新車購入時の艶の推移を把握:
- 新車の塗膜状態を数値化することで、艶の変化を長期的に管理可能。
- 施工品質の確認:
- コーティング施工時に、研磨作業のレベルを数値で確認できるため安心。
- 余計なキズの防止:
- 下地処理で不要な傷が増えていないことを測定で証明。
- コストパフォーマンスの向上:
- 適切な料金で高品質な施工を受けられる。
- 将来的なメンテナンスの効率化:
- 数年後の傷や劣化に対して、最適な研磨工程を計画可能。
- 新車以上の艶を実感:
- 納車時よりも美しい仕上がりを数値で確認可能。
特に、カーコーティング施工の約8割を占める「研磨作業」の重要性を知っていただくことで、施工後の満足度が大きく向上します。
前項のシングルポリッシャーで研磨した状態は、画像の左側になります。
これではまだまだ目視でも確認できるくらいキズが目立ち、
L*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」の数値も勿論悪い数値を示しました。
画像右側は、さらに研磨作業を進めたものですが若干のキズを目視で確認できます。
この場合もL*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」の数値はやや悪い数値でした。
弊社では特殊照明を用いても目視確認が困難で、評価の曖昧さが出てくる研磨仕上がりレベルを、

分光色差計を用いてL*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」の数値で検証しながら
最上級の仕上がりを追求し、結果、得られたポリッシャー・バフ・コンパウンドを用いています。
スタッフも全て、何度も検証を行い安定した技術も保っておりますので、
お客様のメリットは多く安心だと好評を頂いております。
お客様の主メリットとは!? カーコーティング施工
・新車購入時、塗膜状態のL*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」値を把握することにより ツヤの推移を把握できる。
・車のコーティング依頼をした際に研磨作業のレベルを明確に確認できる。(業者は証明できる)

・カーコーティング施工の下地処理で余計な傷を増やされていない事を確認できる。
・料金に見合ったカーコーティング施工がされているか目安になる。
※洗車して塗るだけのコーティング施工に5万円以上使っていたら疑いを持ってください。
・数年後、走行傷や洗車傷、拭き傷が増えた場合でも、余計な予算をかけずに研磨工程を決められる。

・新車でも納車時より艶がアップした事を、数値で確認できる。
などが主にあげられますが、カーコーティング施工価格の約8割は研磨作業
であることをもっと多くのお客様に知って頂き、
その研磨作業は今後、L*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」値で仕上がりレベルを明確に確認することが可能ということも、皆様に知って頂ければ後悔する方も減ります!!
これで適度なカーコーティング施工料金で営業しているショップなのか?
また、L*(エルスター)の平均値と、「ΔE✳︎ab」値を検証したショップなのか?
お店選びの判断目安にして頂ければ幸いです。
とにかく、拘りや経験年数だけでは公平で明確な証明はできません。
エコスタイルの車磨き基準:料金と仕上がりの違いを徹底解説
当店では、分光色差計を活用した明確な基準をもとに、以下のような高品質な研磨作業を提供しています:
- 科学的な基準に基づく研磨:
- L値やΔEabを用いて、仕上がりの美しさを数値で保証。
- 料金に見合った施工:
- 不必要な作業を一切省き、適正価格で最高の仕上がりを提供。
また、当店ではお客様のニーズに応じて柔軟なプランをご用意しており、料金と仕上がりのバランスを重視しています。
最上級の研磨技術とUSCコーティングの融合
当店では、分光色差計による科学的な検証と、最上級のUSC技術を組み合わせることで、他にはない高品質なカーコーティングを実現しています。
- 最高品質のポリッシャー・バフ・コンパウンドを使用:
- 長年の検証を経て選び抜かれた道具と材料を使用。
- 熟練スタッフによる施工:
- 技術力を磨き上げたスタッフが、安定した高品質の仕上がりを提供。
これにより、お客様の愛車を「新車以上の輝き」で包み込みます。
まとめ:カーコーティング施工を科学的に選ぶ時代へ
カーコーティング施工は、単なる「艶出し」ではありません。科学的なデータに基づく分光色差計の活用により、仕上がりの品質を明確に証明できる時代が到来しました。
当店では、お客様の愛車を最高の状態に保つことを使命とし、常に最先端の技術を導入しています。「料金に見合った仕上がり」を求める方や、「新車以上の輝き」を手に入れたい方は、ぜひ当店にご相談ください。
お問い合わせはこちらから!
お客様の大切な愛車を、最高の輝きでお迎えします。
Facebookコメント