エアバック・シートベルト、見えない敵もある
本日はタイトルの通り、車内の「安全・安心」について書いてみようと思います。
エアバックやシートベルトは、安全性と安心感を得られる代表的なものではないでしょうか。
次に目に見えないもの
「見えない敵もある」、皆様はどのような敵を連想されますか?
私の場合で恐縮なのですが・・・先ず思いつくのは
・日焼けの大敵である紫外線(UV)
かと思われます。
この場合、UVカット仕様の窓ガラスや、後付けのカーフィルム施工で対策可能です。
しかし、ここ数年、海外では義務化されていて、国内では義務化されていないものがあります。
それは、自動車の外装で使用する塗料「水性塗料の導入」です。
サブタイトルにあります見えない敵の、「敵」とは揮発性有機化合物 VOC (Volatile Organic Compounds)だと私は考えますので、その問題点を改善するには避けて通れないため、自動車の外装で使用する塗料の義務化についてふれてみました。
※自動車の外装で使用する塗料の問題点に関しましては、調べているうちに辿り着いた有限会社 吉住塗装工場様のHPにわかりやすく解説されていますので、そちらを参照されてください。
VOCは車内で発生するのか??
結論から申し上げますと、VOCが発生することもあります。
・国内の自動車製造メーカーでは、殆どが水性塗料へと移行している
・板金塗装やカーディテイリング業・リペア業の場合、水性への移行率は高くない
上記からまとめると、
新車の場合、水性ではない内装コーティングや、それに準ずる溶剤を使用していなければ心配ないかと思われます。
経年車の場合も、水性ではない内装コーティングや、それに準ずる溶剤を使用、革シートのリペア(修理・塗装)を行なっていなければ心配ないかと思われます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
皆様が車内のコーティングやリペアを検討される際にお役立て頂ければ幸いです。
渡邊 晃
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