約10Lの灯油が車内でこぼれた 保険対応でルームクリーニング
車内で灯油がこぼれてしまい、量の多さとあまりにもすごい灯油臭で
インターネット検索より、保険対応での車内クリーニングをご依頼いただきました。
ご入庫時の11月20日はあいにくの店舗2連休前で、
応急措置として全部のシートを外したのち、フロアマットを取り外しました。
この作業を怠ると、普段は見えないフロアマットの下部分にある、
アスファルトシートが灯油でドロドロに溶けたり、電気系統に悪影響を及ぼすリスクが増すからです。
約10Lの灯油はフロアマットが膨らむほど染み込んでおり
休み明けからは保険屋さんとの話し合いや、交換すべきパーツの拾い出しと見積もりが始まりました。
パーツを交換しただけでは消臭できないのが、灯油こぼしの車内クリーニング
このブログを書いているのは11月26日になりますが、ご入庫から本日までは、
毎日出来る限りの灯油除去と空気の入れ替えを行い、完璧な灯油の消臭を目指します。
12月1日更新 アスファルトシート剥がし
車体の防振材・面剛性向上・車内騒音低減・ドア閉時のドラミング防止などの目的で使用されていますが、
今回はフロアマットの下側、フロアと呼ばれる部分にてアスファルトシート剥がし作業。
灯油に浸かっていた箇所は見た目に綺麗でしたが、通常手では剥がれないのに簡単に剥がれる部分もありました。
根気よく・・・根気よく・・・見えない場所だけど丁寧に。
車内で灯油をこぼした時の簡単な応急処置
車内で灯油をこぼした時のご相談
一番良いのは灯油をこぼした直後にご相談いただく事ですが、
簡単な応急処置としてお勧めなのが、新聞紙を1枚1枚くしゃくしゃに丸めて、
灯油をこぼした場所に敷き詰め、重石になるようなもので押さえつけ、
それを、数回繰り返し、できる限り灯油を吸い込ませ除去するのです。
そうすることで、清掃業者に出した後、目に見えない部分の損害を食い止めることにもつながりますので、
料金にもかなり影響してくるのが事実です。
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