愛車の価値をできるだけ下げないために、ご自宅でできるお手入れには押さえておきたいコツがあります。この記事では「洗車」「車内清掃」「窓ガラス」の3つについて、熊本のカーケア専門店の視点から、やってよいこと・避けたいことを整理してご紹介します。
① 洗車|いちばん大事なのは「拭き上げ」
ご自分で洗車をされる場合、手洗い・洗車機のどちらでも構いません。どちらの方法でも最後の「拭き上げ」がいちばん重要です。洗車専用のマイクロファイバータオルを使うと、ボディに残りがちな汚れや皮脂などの被膜を落としやすく、水シミ対策やコーティング効果の維持にもつながります。
・鳥のフンや樹液が付いたら、濡らしたティッシュなどで速やかに拭き取りましょう(放置するとシミの原因になります)。
・雨上がりは、窓ガラスだけでもマイクロファイバータオルで拭き上げておくと安心です。
洗車を重ねるうちに、細かなキズが少しずつ増えていくのはある程度避けられません。数年乗ったあとでも、研磨を行えば多くの洗車キズは目立たなくできます。一方で、拭き上げを怠って窓ガラスや塗装面に水シミが固着すると、専用の除去作業や研磨が必要になり、その分の費用が追加でかかることもあります。早めのお手入れが、結果的にいちばん経済的です。

② 車内清掃|掃除機はOK、でも「洗剤選び」に注意
ここでの車内清掃は、掃除機をかけたり、タオルで拭き上げる程度のお手入れを指します。見えるゴミを掃除機で吸う分には、まったく問題ありません。
⚠ アルカリ性の洗剤は、安易に使わないのがおすすめ
アルカリ性の洗剤は汚れ落ちが良い反面、使い方には注意が必要です。ガラスそのものがすぐ溶けるわけではありませんが、窓やボディの撥水・ガラスコーティング、ゴムや内装の樹脂を傷める恐れがあります(とくに濃度が高い・長く付着したままの場合)。業者は知識と経験のうえで適切に使い分けていますが、ご家庭では成分表示を確認し、迷ったら使わないのが安全です。
頑固なシミやニオイでお困りのときは、無理にご自分で落とそうとせず、お近くのカーディテイリング専門店にご相談ください。素材に合った方法で対応できます。
③ 窓ガラス|拭き筋を残さないコツ
「拭いたのに、光が当たるとギラギラする」「拭き筋が残ってしまう」——窓ガラス、とくに内側のお手入れでよくあるお悩みです。内窓のくもりやギラつきは、タバコのヤニ・手の皮脂・芳香剤などの揮発成分が膜になって付着するのが主な原因です。
・2枚使いが基本。汚れを拭き取る用と、乾拭きで仕上げる用にマイクロファイバークロスを分けます。
・直射日光が当たる時間帯を避けると、乾きが速すぎず拭き筋が残りにくくなります。
・一方向に動かし、最後に乾いたクロスで軽く仕上げます。
とはいえ、拭き筋を完全に残さず仕上げるにはコツと慣れが必要な場面も多く、どうしても気になる場合は専門店にお任せいただくのが確実です。

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